日本人スタッフのつぶやき344~中国で一番大事な言語が英語という事実
■生き残りをかけた学習へ
以上に色々述べてきたように、それが各自にとってどのような意味をもつものであれ、ツールとしての外国語、特に英語は中国では必須のものになっている。日本の教育においても、現代の教養としての英語教育を強化し、是非ともこの世界のダイバーシティに適応できる人材を育てて欲しいし、シンギュラリティの訪れを迎える時、一人一人が力強く生き抜いていくためのサバイバル能力を習得するためにも、世界で戦う力としての英語を一人一人が身につけていって欲しいと思うのである。コンピュータが人間を越える時、まだ自分が必要とされるためには、そうした努力が欠かせないし、さらにその時代で生き残っていくには、時代の進歩以上の努力が必要になるはずだからだ。そして、この流れは今に始まったものではない。かの毛沢東主席も、還暦を過ぎてもなお英語の勉強に力を入れ、英語教育の重要性を訴えていたことは良く知られている。
会社がいつ潰れるかわからない世の中で、「僕は大丈夫だ」などと言っていられる期間はどんどん短くなっている。いうまでもないことながら、私もその中で生き残る努力を続けるつもりでいる。縁あって拙文を読まれた方にも、未来への備えを怠らないで頂きたい。
2016.9.11