CMG中日対話(抜粋)~新たな質の生産力にみる中日協力
自動車産業を例として取り上げると、1980年代、外資系自動車企業が中国企業と合弁する形で、次々に市場に参入しました。海外の先進技術や経営ノウハウの導入、サプライチェーンの整備と向上により、中国の自動車産業は急速に発展し、多くの雇用が生み出され、中国の消費者にはアップグレードしたカーライフが提供されました。もちろん外資系自動車企業も中国市場でのメリットを享受することができました。
中国が現在、世界一の自動車大国となったのは、自らの努力と外部との協力の結果であり、「開放」が不可欠な要素だったと考えられます。
2021年12月 安徽省銅陵市の村に設置された5G基地局
社会問題が山積している国ほど、リープフロッグ型発展(飛び越えるように一気に新技術やサービスが発展する現象)が見受けられやすくなります。たとえば、固定電話の時代、中国の田舎の方では電話の普及率が低かったのですが、携帯電話は一気に全国に広がっていきました。
2023年11月 深センでの第25回ハイテクフェア