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【追悼特集】北京放送リスナー&『人民中国』愛読者の神宮寺敬さんをしのぶ(前篇)

CRIPublished: 2023-04-11 19:52:33
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こうした何気ない小さな出来事から悟ったことを、おじさんは普段着の言葉でよく語っていました。余談ですが、おじさんは手相を占ったり、手の中に握った碁石を瞬時にもう一方の手の中に移動させたりする手品までこなしました。このほかに、おじさんは卓球の選手で山岳部の出身、囲碁アマチュア三段、生け花日本古流の免許皆伝といった趣味人でもあります。そうしたたしなみの中から豊かな感性が育まれ、人生を達観できたのだと思います。

神宮寺家でお世話になったCRI研修生の一部

2018年3月研修生OG&北京放送OB&OGが神宮寺寺を訪ねた時の記念写真

◆中国の「娘・息子」と同じ釜の飯

「友好とはお互いを知る事。これには同じ釜の飯を食べることが大事です」。このシンプルな言葉がおじさん夫婦の「行動指針」でした。研修生の受け入れを始めた1986年から、夫妻は中国の知人や「娘」や「息子」たちに会うため、毎年中国を訪問しました。中国との交わりは、まるで神宮寺家の「年中行事」のようでした。

1986年北京放送を訪れた神宮寺さん夫妻

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