日本語

中国駐在歴19年、日本通運・廣田靖さんが語る中国の商環境と「中欧班列」

CRIPublished: 2019-05-07 20:13:00
Share
Share this with Close
Messenger Pinterest LinkedIn

この番組をお聞きになってのご意見やご感想をぜひお聞かせください。メールアドレスはnihao2180@cri.com.cn、お手紙は【郵便番号100040中国北京市石景山路甲16号中国国際放送局日本語部】もしくは【〒152-8691東京都目黒郵便局私書箱78号中国国際放送局東京支局】までにお願いいたします。皆さんからのメールやお便りをお待ちしております。

【リンク】

関連番組【日本が見る「一帯一路」(7)日本通運・廣田副総裁】

【お便り抜粋】

<東京都・三輪徳尋さん>日本通運は、昨年の5月から日本から中国を経由して欧州へ向けての中欧班列による「クロスボーダー鉄道輸送サービス」を「ユーラシアトレインダイレクト」の名称で販売しています。リードタイムが短縮され、House Waybillを日通が発行し、発地から着地まで一貫して輸送責任が明確化されることが特徴の「航空輸送と海上輸送の中間に位置する第3の輸送モード」と位置付ける商品なのだとか。経済産業省もこの中国欧州間のクロスボーダー輸送についての調査を日通に委託しているようで、政府の調査報告書なども刊行されています。こうした商品が提供できることになった背景には、なにより、迅速な通関や、短時間での積み替えなどを実現させた各国の連携にあると思います。このことは、「一帯一路」イニシアティブによる素晴らしい成果を象徴するものであると思います。この鉄のラクダキャラバンは、国際的な物流に革命を起こしたとも言え、今後、どのように沿線地域に影響をもたらすのか、どこまで物流が活性化するか、中国の内陸部は変わってゆくのか、など強い関心事項です。特に、インタビューでもボトルネックと懸念されている軌道の違いによるコンテナの積み替えターミナルが物流の増加によって、どれほどに発展し、その地域にどれほどの大きな経済的な効果をもたらしてくれるのかとても気になっています。

<廣田さんの回等>本沿線地域への経済効果を定量的に金額で示すことは難しいですが、11年から現在までの班列の増加率や、開始当初は極めて少なかった欧州発中国向けの物量が、中国の消費者の皆さんの可処分所得の増加にともなう消費の多様化したことや、安定したリードタイムが市場で定着したことから、飛躍的に増加したこと、更に増加を続けていくことを考えると、インフラ増強による投資が必須となってくると考えています。国境地帯は間違いなく真っ先に恩恵を受けるでしょう。

首页上一页1234 4

Share this story on

Messenger Pinterest LinkedIn