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小説家・古川日出男、北京で「アジア文学」を語る(1)

CRIPublished: 2019-03-19 19:05:00
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近年は世界各地で開催されている文学イベントに度々参加し、講演や朗読パフォーマンスがいずれも高評を得ている。

【リンク】

★2018年9月18日放送/千の耳を持つように~小説家・古川日出男さん清華大学での講演会から

★古川日出男作家デビュー20周年×期間限定×公式ウェブサイト

【リスナーから/愛知県・ゲンさん】

『源氏物語』が日本の政治を、100年、150年、400年という幅で変えていて、結局日本の歴史を動かしてしまった。

ということは、考えてもみませんでした。私たちはもっと紫式部に感謝しなければならないですね。

紫式部が貴族の外の世界の人のことは書いてないことは、私でも分かるのですが、

それを彼女の欠点だと看破して、3.11後に自分が出来ることとして

紫式部と手を結んで、弱点を補って共作を創ろうという発想は圧巻ですね。

<紫式部との共作~『女たち三百人の裏切りの書』>を読んでみたいと思いました。

今、個人的に、「絶望」に関する本を読んでいるのですが、ものすごく笑えて励まされています。

落ち込んだときに、心の支えになりそうな本です。本の力は凄い。

「裏切りの書」という否定的なタイトルに潜ませた、

古川日出男という作家のすさまじさを感じざるを得ない、ワクワクする放送でした。

まだシリーズが続くとのこと、とても楽しみにしています。

この番組をお聞きになってのご意見やご感想をぜひお聞かせください。メールアドレスはnihao2180@cri.com.cn、お手紙は【郵便番号100040中国北京市石景山路甲16号中国国際放送局日本語部】もしくは【〒152-8691東京都目黒郵便局私書箱78号中国国際放送局東京支局】までにお願いいたします。皆さんからのメールやお便りをお待ちしております。

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