北京で中日のシンクタンクが学者対話開催 国際情勢変動期の中日の共通責任にフォーカス
中国国際交流協会副会長・中連部元副部長の劉洪才氏は、「平和、発展、信頼、ガバナンスの赤字が世界にもたらした課題に対し、中日双方は手を携えてその解決に努め、人類運命共同体の理念に基づいて、より美しい世界の構築を推進するべき」と強調しました。
日本の元国務大臣・経済企画庁長官の船田元衆議院議員は、「丁寧な対話の欠如」を最近の日中間に存在する課題としてあげ、「互いに最善を尽くす努力の必要性」を指摘した上で、「ブロック経済は世界の富を縮小させるばかりか、安全保障そのものにも悪影響を及ぼす」との懸念を示し、日本や欧米が経済安全保障の名の下で対話を閉ざすことのないよう配慮すべきだと訴えました。
衆議院議員の緒方林太郎氏は、「日中は意見の相違を効果的にコントロールし、積極的に歩み寄り、両国関係の予見可能性を高め、最終的に双方の共同発展の実現を推進していくべきだ」との考えを示した。