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北京で中日のシンクタンクが学者対話開催 国際情勢変動期の中日の共通責任にフォーカス

CRIPublished: 2023-12-10 19:32:57
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北京で9日、中国社会科学院日本研究所と日本国際フォーラムが主催する「中日ハイレベル・シンクタンク学者対話」が開催されました。両国のシンクタンクの代表が参加したこの対話会は、国際情勢の変動期における中日の平和維持と繁栄促進の共通責任にフォーカスしたもので、中日首脳のサンフランシスコ会談の精神と方向性を踏まえ、「トラック2(民間対話)」による両国関係の安定的かつ健全な発展を促すための重要な行動として位置付けられています。

開幕式では、中日双方の関係者6名が挨拶しました。

中国社会科学院国際合作局の姚枝仲局長は、「中日は『中日平和友好条約』締結45周年記念を契機に、条約の精神を再確認し、その中で定められた義務を厳守し、『互いに協力のパートナーであり、互いに脅威とならない』という政治的共通認識を堅持すべきである」と指摘し、「中日関係の安定的な発展には、理性的な理解・認識のための土台づくりと世論形成が必要だ。そのためにはシンクタンクが先導し、率直で踏み込んだ対話、建設的なコミュニケーションを続けていく必要がある」と述べました。

日本国際フォーラムの鈴木馨祐評議員(衆議院議員)は、「中国と日本は国際政治の中で極めて大きな影響力を持つ国として、地球規模の課題の解決にまい進していくことが本来の姿」と述べたうえで、「両国の長期的利益を考えれば、紛争のない、安定した状況を作り出すことが極めて大事」だと指摘し、学識者からの建設的な議論に期待を寄せました。

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