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世界最高標高の自動気象観測所設置~中国のチョモランマ科学調査にフォーカス

CRIPublished: 2022-05-10 16:24:05
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■「アジアの給水塔」に起きた変化を知りたい

――「世界の屋根」「世界第三の極」とも呼ばれる青蔵高原での調査結果が持つ意味とは?

中国気象科学研究院青蔵高原・極地気象研究所の丁明虎副所長はCMG(チャイナ・メディア・グループ)の取材に対し、青蔵高原の氷河は「アジアの給水塔」を構成する重要な部分だと語っています。この氷河は、東アジア地域から東南アジア地域まで、約20億人に影響を及ぼします。青蔵高原の氷河は気候変動のあおりを受けて1970年から2020年までの間に約17%後退しました。近年、氷河の融解の影響によって災害が増加し、地域の人々にとって極めて大きな課題となっています。

チョモランマ山頂の気象観測所から伝送されるデータは全世界に公表されます。これにより、世界中の科学者たちが「世界の屋根」の変化に関心を寄せることでしょう。そうして、地球環境の保護のために知恵を出し合うきっかけとなることが期待されています。

CMGのインタビューに答える中国気象科学研究院青蔵高原・極地気象研究所の丁明虎副所長

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