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2022年の中国経済見通し~対外経済貿易大学・西村友作教授に聞く

CRIPublished: 2022-03-22 22:47:00
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コロナ禍で両国間の往来が寸断された状況が2年以上も続き、現在、民間交流は停滞している状況にあります。

今の両国に必要なのは相手国に対する「偏見」ではなく、「正しい理解」だと思います。人間関係でも同じですが、理解はすべての基礎であり、理解無しに「友好」はあり得ません。

実際に相手の国を訪れ、自分の目でみて、国民と触れ合う機会が増えれば、自然と「正しい理解」は深まりますが、それができません。そのような中では、偏った情報だけではなく、様々な情報に触れることが大切だと思います。

私としましても、中国の大学に在籍する日本人経済学者ならではの情報や視点を基に、中国を知るためのヒントとなる情報を、中国の内側から発信し続けていきたいと思います。

【プロフィール】

西村友作(にしむらゆうさく)さん

対外経済貿易大学国際経済研究院教授、日本銀行北京事務所客員研究員

2002年より北京在住。

2010年に対外経済貿易大学で経済学博士を取得し、同大学で日本人初の専任講師として採用される。同副教授を経て、2018年より教授に。

専門分野は中国経済・金融。メディアでは主に中国のキャッシュレス、フィンテック、新経済(ニューエコノミー)などを解説。

主な著書は『キャッシュレス国家「中国新経済」の光と影』(文春新書、2019年4月)、『数字中国(デジタル・チャイナ)―コロナ後の「新経済」』(中公新書・ラクレ、2022年2月)。

◆ ◆

この番組をお聞きになってのご意見やご感想、新型コロナウイルスとの戦いに寄せる思いなどをぜひお聞かせください。Eメールはnihao2180@cri.com.cnまで、お手紙は【郵便番号100040中国北京市石景山路甲16号中国国際放送局日本語部】もしくは【〒152-8691東京都目黒郵便局私書箱78号中国国際放送局東京支局】までにお願いします。

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