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クブチ砂漠を行く~「低侵襲手術」が砂漠緑化に貢献

CRIPublished: 2021-06-09 17:50:00
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オルドス市杭錦旗・クブチ砂漠生態科技センターでの空中撮影

内蒙古オルドス高原の北部を弓弦のように横たわるクブチ砂漠は、中国では7番目に大きい砂漠です。この砂漠は近年、植生の被覆率が53%にまで回復し、緑の面積が拡大し続けています。それを支えているのは、年を追うごとに改善されてきた緑化技術です。数ある技術の中には、「10秒で苗木を植え付ける」ことで知られる「低侵襲的気流植樹法」(以下「低侵襲植樹法」と略す)という画期的な植樹法があります。2009年以降、この方法は166万ムー(約11万ヘクタール)の砂漠緑化に応用されたと言われています。5月下旬、記者が同砂漠中腹部に位置する内蒙古オルドス市杭錦旗で、「低侵襲植樹法」の応用現場を訪ねてみました。

「低侵襲手術」で活着率が大幅に向上

低侵襲植樹の実演

作業員は長さ約1メートル、水が通されている直管を手に、砂地をつつくようにして穴をあけ、管が地面にほぼ全部埋まると、素早く抜いて事前に用意した沙柳の苗木を入れる。穴のまわりの土を埋め戻すようにもう一度水をかけて仕上げとなる。タイムを計ると、本当に10秒の早業だった。

億利集団クブチ緑土地公司常朝輝副総経理

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