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「友よ、一緒に乗り越えよう」日本にマスク80万枚を寄贈――兆泰集団・王全董事長に聞く

CRIPublished: 2020-03-17 23:54:00
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河南省にあるマスク工場での現場視察

中国は元々、マスクや防護服の主要な生産地です。今年2月下旬以降に中国国内の感染状況が好転したため、生産能力も少しずつ回復してきました。

今回寄贈したマスクは、中国ではサージカルマスクの主要メーカーの一つである河南省の工場で作られたものです。発注の際、メーカー側に「日本への寄贈用」と伝えると、工場側も快く応じてくれました。品質を保障するため、工場が取得している資格や認証などについて、確認を取ったうえで発注し、また生産過程においては、弊社はスタッフを派遣して品質のチェックも行いました。

■「困った時こその友、一緒に乗り越えよう」

――今回送った物資の箱には「相知在急難独好亦何益」という漢詩と、「困った時こその友、一緒に乗り越えよう」という日本語のメッセージが貼られていますね。

「相知在急難独好亦何益」(友の絆の大切さは困難な時にこそ分かる。人の世は独りよがりではうまくいかないものだ)――これは李白の詩「君馬黄」からの引用です。

先月、東京都から北京市に寄贈された第2陣の支援物資に、この「相知在急難」という部分と、日本の僧侶・策彦周良(1501-1579)の漢詩から「千里亦同風」という言葉が取られ、合わせて書かれていました。私たちのメッセージはそれに呼応した形です。

李白のこの詩を通して、「中国と日本の人々が肩を並べてウイルスと戦っていく」という決意を表現し、両国民の友情がますます深まるようにとの願いを込めています。

――寄贈したマスクの配布先についてはどうお考えですか。

引き渡しについては、主に駐日中国大使館や東京都と連絡しています。配る先は東京と北海道の病院や福祉施設を中心に考えています。なぜなら、どちらの都市も夏のオリンピックに関連する場所だからです。この夏、日本で無事にオリンピックが開催されることを心から祈っております。

80万枚のうち60万枚が東京都に寄贈18日午後の引渡式

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