中国大陸部映画興行週間ランキング(2022.1.31–2022.2.6)
監督:韓寒
主演:劉昊然
2014年に『後会無期(Continent)』で鮮烈な監督デビューを果たした中国の人気作家、韓寒(ハン・ハン)の『ペガサス/飛馳人生』(2019)に次ぐ、長編監督作第4弾『四海(Leek)』がいよいよ2022年の春節映画として一般公開中!本作は、留守児童の少年(留守児童とは、中国の急速な経済発展を背景に、農村から都市への出稼ぎ労働者が増加する中、その労働者たちが故郷に残してきた子どものこと)である呉仁耀が、久々に帰ってきた父親とその仲間たちと共にバイクに乗って冒険の旅に出るというもの。主演は日本公開も果たした「唐人街探偵」シリーズの劉昊然(リウ・ハオラン)と、張芸謀(チャン・イーモウ)監督の『一秒鐘』に抜てきされた若手女優の劉浩存(リウ・ハオツン)。
【6位】狙撃手
監督:張芸謀
主演:陳永勝
2021年7月に公開予定とされていた、張芸謀(チャン・イーモウ)監督の新作『狙撃手』が、いよいよこの春節の映画商戦に参戦!本作は張芸謀が、同じく監督として活躍中の娘、張末(チャン・モオ)と共に送り出すもので、抗米援朝時期の冷槍冷砲運動(狙撃作戦)を背景に、中国人民志願軍が米国の精鋭スナイパー部隊と死闘を展開する勇姿を描いた物語となっています。主演は、『一秒鐘(One Second)』(2019)や『懸崖之上(Impasse)』(2021)など、近年の張芸謀監督作品に欠かせない存在となっている人気俳優、張訳(ジャン・イー)に、『風平浪静(Back to the Wharf)』(2020)などの話題作に出演している章宇(ジャン・ユー)などです。
【7位】喜羊羊与灰太狼之筐出未来
監督:黄偉明
主演
「熊出没」と肩を並べる中国の名作アニメシリーズ「喜羊羊与灰太狼」、今年の春節(旧正月)に2015年以来7年ぶりとなる通算7作目『喜羊羊与灰太狼之筐出未来(Pleasant Goat and Big Big Wolf: Dunk for Future)』が一般公開中。本作は、昨年に放送されたTVアニメ『喜羊羊与灰太狼之筐出勝利』の劇場版にあたり、主人公の喜羊羊と灰太狼を中心としたバスケットボールチームが再集結し、新たな全国大会に挑む様子を描いています。2015年の『喜羊羊与灰太狼之羊年喜羊羊(Pleasant Goat and Big Big Wolf – Amazing Pleasant Goat)』から、監督の黄偉明(ホァン・ウェイミン)と、主演の祖晴(ズウ・チン)、張琳(ジャン・リン)らが続投する形になっています。また、年内には劇場版8作目も上映される予定です。
【8位】小虎墩大英雄