中国大陸部映画興行週間ランキング(2022.1.31–2022.2.6)
監督:邢文雄
主演:馬麗
大人気を誇る喜劇団体「開心麻花(カイシンマーファー)」のコメディ映画は、近年の春節映画シーンに欠かせない存在となっています。馬麗(マー・リー)や魏翔(ウェイ・シャン)らが主演を務めるこの新作は、フランスのリュック・ベッソン監督の名作『レオン(中国題:這个殺手不太冷)』を意識させる作りで、殺し屋映画の主演に抜てきされた俳優の魏が、映画撮影中に危機一髪の陰謀に巻き込まれていくストーリーです。「開心麻花(カイシンマーファー)映画」の名作『西虹市首富(Hello Mr. Billionaire)』(2018)や『夏洛特煩悩(Goodbye Mr.Loser)』(2015)などを手掛けてきた監督コンビ、閆非(イェン・フェイ)&彭大魔(ポン・ダーモオ)が本作ではプロデューサーを務めています。
【3位】奇跡
監督:文牧野
主演:易烊千璽
『薬の神じゃない!(原題:我不是藥神)』(2018)で鮮烈な長編デビューを果たした文牧野(ウェン・ムーイエ)監督の待望の長編作第2弾『奇跡(Nice View)』が、トップ3入りを果たしました。プロデューサーは『クレイジー・ストーン〜翡翠狂騒曲〜(原題:瘋狂的石頭)』(2006)などの寧浩(ニン・ハオ)監督で、主演を超人気グループTFBOYS(ティー・エフ・ボーイズ)の一人で『少年の君(原題:少年的你)』(2019)などの易烊千璽(イー・ヤンチェンシー)が務めていることで大注目を浴びています。共演は新人の田雨(ティエン・ユー)や陳哈琳(チェン・ハリン)、『薬の神じゃない!(原題:我不是藥神)』にも出演した章宇(チャン・ユー)など。本作は、中国の大都会・深圳を舞台に、易烊千璽が演じる青年・景浩が妹の手術費を集めるために仲間たちと起業するサクセスストーリーです。
【4位】熊出没・重返地球
監督:丁亮
主演
中国東北部の山林地帯に住む熊の兄弟「熊大」と「熊二」、それに坊主頭の木こり「光頭強」とのかけがえのない日々を描く中国の名作アニメ「熊出没」シリーズの最新作『熊出没・重返地球(Boonie Bears:Back To Earth)』が好評公開中!本作はシリーズ通算8作目に当たり、ヒーローになることを夢見ていた「熊二」がひょんなことから、宇宙から降ってきた「隕石」のパワーを手に入れ、それを奪還しようと攻撃を仕掛けてくる宇宙人「阿布」と、地球を守るために対峙するストーリーとなっています。監督はシリーズ通しておなじみの丁亮(ディン・リャン)。ボイスキャストも、前作から張偉(ジャン・ウェイ)や張秉君(ジャン・ビンジュン)、譚笑(タン・シャオ)らを続投しています。
【5位】四海