中国大陸部映画興行週間ランキング(2020.9.21–2020.9.27)
公開日:2020年9月18日
監督:ステファノ・モルディーニ
主演:リッカルド・スカマルチョマリア・パイアーロミリアム・レオーネファブリッツィオ・ベンティヴォリオ
2017年に話題となったスペイン映画『インビジブル・ゲスト悪魔の証明(中国題:看不見的客人)』のイタリア版リメイク『インビジブルウィットネス見えない目撃者(中国題:死無対証)』(2018)が2年越しの中国大陸公開を実現。殺人容疑で起訴されていた実業家が、敗北を知らない敏腕女性弁護士に弁護を依頼するところから物語が始まり、2人の会話を通して事件の真相がだんだんと浮き彫りになっていくサスペンススリラーです。実業家役は『ジョン・ウィックチャプター2』などのリッカルド・スカマルチョ、女性弁護士役は『ミラノ、愛に生きる』などのマリア・パイアーロがそれぞれ演じています。日本では、ヒューマントラストシネマ渋谷とシネ・リーブル梅田で開催された「未体験ゾーンの映画たち2020」で上映されました。
【6位】秀美人生
監督:苗月
主演:郎月婷
中国田舎の貧困脱却事業に身を投じた黄文秀さんの活躍を描く伝記映画。2015年釜山映画祭のクロージング作品『喊・山(MOUNTAIN CRY)』で脚光を浴びた若手女優の郎月婷(ラン・ユエティン)が主演を務めています。
【7位】菊次郎の夏
公開日:2020年9月25日
監督:北野武
主演:ビートたけし関口雄介岸本加世子
北野武の代表作『菊次郎の夏(中国題:菊次郎的夏天)』が9月25日から中国大陸で初の一般公開!本作は、母を探す少年と中年男性の旅を描いた心温まるロードムービーで、バイオレンスが持ち味の北野武作品とは一線を画したヒューマン・タッチな作品に仕上がっています。日本での公開から21年の間、中国大陸では一般公開に至りませんでしたが、映画祭などさまざまな場面で紹介され、2019年12月にも北野武監督デビュー30周年にちなんで北京で開かれた北野武監督作品展のオープニング作品として登場しているため、おなじみの1本といっても過言ではありません。20年越しの初の一般公開に大きく期待がかかっています。
【8位】ファストフード店の住人たち