中国大陸部映画興行週間ランキング(2018.12.31–2019.1.6)
公開日:2018年12月31日
監督:畢贛
主演:湯唯
『凱里ブルース(原題:路边野餐)』(2015)により世界の映画祭でも注目された中国の若手監督、畢贛(ビー・ガン)、続く2作目にして最新作は、湯唯(タン・ウェイ)と黄覚(ホァン・ジュエ)を主演に迎えた恋愛サスペンス『地球最後的夜晩(Long Day's Journey Into Night)』。和訳すると「地球最後の日」という題の同作が、「2018年最後の日」、つまり12月31日から中国で一般公開されました。一般公開に先駆け、本作は今年5月に開催されたカンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、ワールドプレミア上映されています。前作と同じく監督の出身地である貴州省を舞台にしており、12年前に出会った神秘的な女性を探すために奔走する男の姿を描いています。また、今作で畢贛監督は初めて「2D+3D」のスタイルや、『カメラを止めるな!』で日本でも話題となった「ワンカット」など、さまざまな映像スキルに挑戦。特に60分に及ぶ驚異的なワンカット3Dシーンは見逃せません。
【4位】アクアマン
公開日:2018年12月7日
監督:ジェームズ・ワン
主演:ジェイソン・モモアアンバー・ハードウィレム・デフォーパトリック・ウィルソンドルフ・ラングレンニコール・キッドマン
中国で大ヒット上映中の『アクアマン(中国題:海王)』。海底帝国アトランティスの王女を母に持ち、人間の血も引くアクアマンが、人類を守るためにアトランティスとの戦いに身を投じていく様子を描いています。メガホンをとっているのが、世界的大ヒットを記録した『ワイルド・スピード SKY MISSION』などで知られるマレーシア出身のジェームズ・ワン監督。日本公開は2019年2月8日の予定です。
【5位】スパイダーマン:スパイダーバース
監督:ボブ・パーシケッティピーター・ラムジーロドニー・ロスマン
主演(吹替):シャメイク・ムーアヘイリー・スタインフェルドマハーシャラ・アリジェイク・ジョンソンリーヴ・シュレイバーブライアン・タイリー・ヘンリーローレン・ヴェレスリリー・トムリンニコラス・ケイジ
人気ヒーロー、スパイダーマンが主人公の新作アニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース(中国題:蜘蛛侠:平行宇宙)』が中国で絶賛公開中。これはソニー・ピクチャーズ・アニメーション制作のオリジナル映画で、主人公はおなじみの高校生ピーター・パーカーではなく、アフリカ系とヒスパニック系のハーフの高校生、マイルス・モラレス。パラレル・ワールドに存在する異なるスパイダーマンたちがマイルスの住む世界に結集したため、元の世界に戻すためにマイルスが立ち上がるという物語になっています。日本公開は2019年3月8日の予定。
【6位】雲南虫谷