中国大陸部映画興行週間ランキング(2018.12.31–2019.1.6)
2019年の第1週!中国で根強い人気を誇る『トランスフォーマー』シリーズのキャラクター・バンブルビーが主人公のスピンオフ作品『バンブルビー(中国題:大黄蜂)』が初登場1位。春節連休前の、最後の洋画大作となります。興行収入20億元台に迫っているDCコミックのスーパーヒーロー映画『アクアマン(中国題:海王)』ですが、2019年1週目までの合計収入は『ヴェノム』を超えたものの、2018年12月31日の時点で2018年映画ランキング洋画部門で、惜しく僅差で『ヴェノム』に次ぐ3位となりました。
単位:万元
順位(前週)映画名制作地制作年週間興行収入累積興行収入
1(NEW)バンブルビー(中国題:大黄蜂)米国20184028740300
2(2)来電狂響(Kill Mobile)大陸20183432451300
3(NEW)地球最後的夜晩(Long Day's Journey Into Night)大陸20182778728100
4(1)アクアマン(中国題:海王)米国201815347195000
5(3)スパイダーマン:スパイダーバース(中国題:蜘蛛侠:平行宇宙)米国2018957041000
6(4)雲南虫谷(MO JIN THE WORM VALLEY)大陸2018476314600
7(8)Thugs of Hindostan(中国題:印度暴徒)インド201825965872
8(10)となりのトトロ(中国題:龍猫)日本1988162617000
9(5)葉問外傳:張天志(Master Z : The IP Man Legacy)大陸2018158112800
10(7)断片之険途奪宝(The Morning After)大陸201813194874
~作品紹介~
【1位】バンブルビー
公開日:2019年1月4日
監督:トラヴィス・ナイト
主演:ヘイリー・スタインフェルドジョン・シナジョージ・レンデボーグ・Jr ジョン・オーティスジェイソン・ドラッカーパメラ・アドロン
SFシリーズ『トランスフォーマー』の人気キャラクター・バンブルビーが主人公のスピンオフ作品『バンブルビー(中国題:大黄蜂)』が、2019年1月4日から中国に上陸!今作は『トランスフォーマー』1作目の舞台から20年前となる1987年のカリフォルニアを舞台に、10代の少女チャーリー・ワトソンが海沿いの町の廃品置き場で黄色いビートルを見つけるところから始まります。監督は、世界的スポーツウェア・ブランド「NIKE(ナイキ)」の創業者の息子として知られ、日本文化をモチーフにしたアニメ映画『KUBO/クボ二本の弦の秘密』を手がけたトラヴィス・ナイト。主演は『スウィート17モンスター』や『トゥルー・グリット』、『ピッチ・パーフェクト2』などのヘイリー・スタインフェルドです。本作は2018年12月21日から米国で公開中ですが、日本公開は2019年3月22日の予定です。
【2位】来電狂響(Kill Mobile)公開日:2018年12月28日
監督:于淼
主演:佟大為
2016年のイタリアの話題作『おとなの事情(中国題:完美陌生人)』の中国版リメイク映画『来電狂響(Kill Mobile)』が2位をキープ。原作と同じ設定で、食事会に集まった7人の大人が、「届いたメールやWeChatなどのメッセージはすべて全員の目の前で開き、かかってきた電話もスピーカーモードで受けなければならない」という「信頼度確認ゲーム」をやり始め、さまざまな疑惑が巻き起こっていくストーリーで、「中国のおとなの事情」が分かる1本となっています。主演は人気俳優の佟大為(トン・ダーウェイ)、人気コメディ女優で「開心麻花」の馬麗(マー・リー)など。
【3位】地球最後的夜晩