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戦後75周年特別企画~歌で平和と愛を伝えたい

CRIPublished: 2020-09-01 21:23:00
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戦争が起きる際、やはりほとんどの理由が双方の価値観の違いです。国家思想、宗教観、人種観…私は、日本国民ですが、その前に一個人、ひとりの人間です。何かを考え、行動するときには相手の国がどこだから、宗教が違うからなどの所属グループや肩書にとらわれるのではなく、相手のことを思いやって活動ができる人でありたいと思いました。それが世界平和に続く道であると個人的には考えます。

★作曲家・山本加津彦さん

2020年8月「広島愛の川」のオンライン合唱企画に中国の子どもも多く参加

僕が高校生の頃は、日中関係は良い時期だったので、何も知らず中国人の友人と文通し、学校に行き歴史を学び、修学旅行で中国に行き、南京大虐殺記念館にも行きました。色々知っていくうちに日本軍がしたこと、もしかしたら祖父や祖母は中国でひどいことをしたのでは無いかと、恐ろしく辛い気持ちになりました……

広島出身の漫画家・中沢啓治氏が残した詩「広島愛の川」には、「怒り」「悲しみ」「優しさ」という言葉で平和への願いが書かれていました。「怒り」「悲しみ」は消えない事実だけれど、もう、次の世代には人の「優しさ」を遺してあげたい、そんな願いを受け取ったので、国を問わず、この詩に曲をつけて次の世代の子供に届けたいなと思いました。

★東京都・三輪徳尋さん

敗戦から75年経過し、私達の次の世代が責任のある国民として、隣国、中国の人たちと共に暮らすためには、先祖の行為責任を認め、歴史に向かい合ってしっかりと総括し、反省することが必要だと思います。日本の将来に暗澹たる不安をかかえたまま、次の世代にバトンを渡してはならないと思います。

★ラジオネーム“大本営発表には騙されないヨ”さん

ドイツがナチス時代の侵略と戦争犯罪を国を挙げて反省し、ナチスを許さない歴史認識を隣国と共有している様に、日本も同様の深い反省と、隣国との共通の歴史認識を持つべきだと常々感じています。

日本人の中にも、真の良心や教養のある人々は、旧日本帝国とその軍隊の行った多大な戦争犯罪を決して許さないと思っています。

★北海道石狩市・上田知晴さん

830年の歴史がある盧溝橋の石畳、英語では「マルコポーロ橋」として親しまれている

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