戦後75周年特別企画~歌で平和と愛を伝えたい
ご案内:王小燕
9月3日は中国では、中国人民による抗日戦争ならびに世界人民による反ファシズム戦争の戦勝記念日です。
今日の番組はこの夏、リスナーの皆さんから寄せていただいた「コロナ禍の戦後75周年、私が今思っていること」の投書を総括させていただきます。最後は、歌で歴史を銘記し、平和と友好の思いを伝える活動に取り組み続けている作詞家・大門高子さんと、現在は東京在住の中国残留孤児・波多野晶子さんのインタビューをお届けします。
投書内容の抜粋
★山梨県甲府市・神宮寺敬さん
神宮寺敬・綾子さん夫妻
日本と中国は2度と戦ってはならないのです。私も100歳まで生きて、民間の日中友好と戦争の悲惨さを語り、伝えてゆきたいと願っています。
★元神奈川県副知事・久保孝雄さん
久保孝雄さん
第2次世界大戦の犠牲者は史上最大の9000万人。生き残った人々は計り知れない血と涙で贖(あがな)われた平和を噛みしめ、戦争の無い世界を心から願い、決意しつつ新しい歴史を歩み始めた。国際連合をはじめ新しい国際秩序がつくられた。
今や、あの戦争の惨禍を体験し、記憶している人はごく少数になってしまった。それだけに節目の年に戦争の記憶を呼び起こし、あの時人々が願った平和な世界が実現しているかどうかを検証することが、今を生きる私たちの大切な務めになっている。
★高齢者デイケア施設・株式会社結の樹代表・丸山隼人さん
2020年7月3日、結の樹天白で行われた七夕祭り