日本語

中国と中日関係のいまを知るための対話(前編)~党大会報告、私はこう読み解く

CRIPublished: 2022-11-22 22:03:16
Share
Share this with Close
Messenger Pinterest LinkedIn

報告によりますと、過去10年、中国のGDPは54兆元から114兆元に、一人当たりの国民所得は約4万元から8万1000元に上昇しました。私のような1979年生まれで、改革開放が始まってから中国とかかわるようになった人間からすると、こうした発展が若者達にどれだけ夢を与えているかという点で、羨ましいと率直に感じました。

また、「中国式現代化」という言葉が印象に残っています。西側の近代化は、科学技術とか工業の発展が牽引しましたが、その中で戦争があったり、植民地ができたり、貧富の差が拡大したり、物質のことばかり追い求めて心の問題が疎かにされたなど、いろんな問題もある現代化だという認識を示しています。それが今、世界が現在抱えている課題でもあると私はみています。中国としては、そういった問題をちゃんと見て、そういう道を歩まない現代化を提唱しているわけです。

経済の面では、保護主義に反対し、真の意味でのグローバル化を支持するという姿勢を表明しています。中国が発展途上国と先進国の両方の考え方が分かる国として、本当の意味でのグローバル化を進めたいと感じていると私は思いました。

岡田さんは日本メディアの偏りについて指摘しましたが、日本の経済界の方達は自分たちが知りたい情報がなかなか既存メディアから入りにくく、判断する材料を欲しがっていると私はみています。そういう意味では、中国から日本語で届く生の情報は、非常に重要な存在だと思います。

【関連ニュース】

「中国と中日関係のいまを知るための対話」が開催

◆ ◆

この記事をお読みになってのご意見やご感想は、nihao2180@cri.com.cnまでお願いいたします。件名は【火曜ハイウェイ係りまで】。お手紙は【郵便番号100040中国北京市石景山路甲16号中国国際放送局日本語部】までにお願いいたします。皆さんからのメールやお便りをお待ちしております。

首页上一页123 3

Share this story on

Messenger Pinterest LinkedIn