中国と中日関係のいまを知るための対話(前編)~党大会報告、私はこう読み解く
中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/ CMG)日本語放送が11月11日に、「中国と中日関係の今を知るための対話」と題したパネルディスカッションを行いました。そこで議論された内容を前編と後編に分かれてお届けします。前編では、「党大会報告、私はこう読み解く」をテーマに、日本側のパネリストたちの分析を抜粋してご紹介します。
モデレーター:王小燕
パネリスト:
村田忠禧
岡田充
泉川友樹
石田隆至
劉江永
汪婉
張季風
蔡亮
呉寄南
◆横浜国立大学・村田忠禧名誉教授
法治国家の全面的整備が見て取れる
語彙の出現頻度に基づく第20回党大会報告の特徴について分析してみると、総じていえば、21世紀に入ってからの党大会報告では「発展」「建設」「人民」など、頻度数の高い上位10位の語彙に変化は少なく、第16回から第20回までは、共通する部分がかなり多いことが分かります。