【100歳長寿の聖地・巴馬養生ツアー 広西チワン族自治区の旅②仁寿山庄の養生の暮らし】
李先応さん(享年100)。一生に一度も食べ過ぎたり、飲み過ぎたりすることがなかった。暴飲暴食に反対し、“腹七部目”を主張し、自らの長寿で証明してみせた。
山に囲まれた巴馬の地は、小さな棚田や段々畑が多く、移動のバスから外を見ていると、手作業で畑仕事をしている老人を多く見かけました。一方、3世代で街中に住んでいるという地元の人に「祖父母は普段何をしているの?」と聞くと、「高齢者向けの文化センターによく行っている」とのこと。これは、日本と変わりありませんね。
データによると、巴馬の100歳を超えた高齢者の平均寿命は、1982年には101.8歳、2000年には103.08歳、2022年には103.46歳と、年々寿命を伸ばしています。以前は山間地に住み、昔ながらの暮らしをしていた人々も、今は多くが街中の団地に移住しています。生活の違いは、今後、寿命にどう影響していくのでしょうか?
仁寿山庄のレストランでは美味しい巴馬の健康食もいただけます。