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【北京冬季五輪街角だより】市民合唱団「奥運之家」

CRIPublished: 2022-01-28 16:23:00
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「You and Me」は、今でも「奥運之家」の愛唱歌です。しかし、この曲を歌うたびに、副団長・張萍さんの胸にはこみ上げるものがあります。それは声楽講師で、合唱団を指導していた張景紅先生の顔が思い浮かぶからでした。張先生は7年前に、50歳を手前に不治の病で逝去しました。オリンピックの理念に賛同し、合唱団にたいへん貢献した先生でした。

「若くてとても美しい方でした。歌声は鶯のようでした。最後にお見舞いに行った時は、衰弱して言葉が話せませんでしたが、病床を囲んで、皆で『You and Me』を歌い出すと、安らいだ表情になりました。冬季オリンピックがいよいよ開幕します。私たちの歌声はきっと天国にいる先生のところにも届いていると信じています」

「奥運之家

ここまで話すと、張さんは目が潤んできました。そして、次のような心中を聞かせてくれました。

「オリンピックは人々を引き付ける灯りのようです。その中に含まれた人類共通の信念を広げるために、私たちは歌い続けてきました。今は、2022年の冬季オリンピックが聖なる大会に、世界中の人々が共に未来に向かえる大会になるよう切に願っています」

1月9日、オリンピックソングの公開収録後の記念撮影

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