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離れていても隣人ウイルス撲滅には協力が必要ーーブランドコンサルタント・福田淳さんに聞く

CRIPublished: 2020-02-19 22:49:00
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「一衣帯水,守望相助」で中日をつなぐ

中国全土で新型肺炎との戦いが始まってから、早1カ月が経とうとしています。突然降りかかってきた災害に因って、却って中日の距離の近さを実感する――これはおそらく、多くの人々に共有された心境ではないかと思います。

福田淳さんはインタビューの中で、「離れていても近い隣人」という言葉を用いて、ウイルスとの戦いにおける中日の協力の重要性を訴えました。同じ趣旨のメッセージを、中国外交部の耿爽報道官や華春瑩報道官も相次いで表明しています。

特に華報道官は先週、ツイッターの公式アカウントにおいて、初めての日本語によるツイートを3件投稿しました。

そのうちの1件は、「一衣帯水の隣国として、何かあればお互いに助け合いましょう」という言葉と共に、「一衣帯水,守望相助」と書かれた草書の画像を添えたものでした。

日本国内の状況を見ると、ここ一週間は「感染拡大の初期段階に入った」と言われ、緊張が高まりつつあります。これについて、華報道官はツイッターで「日本国内の新型肺炎の感染状況を注視し、日本の皆さんと同じ気持ちでいます。中国はウイルスとの戦いに取り組むと同時に、情報と経験を日本側と共有し、できる限りの支援を提供していきます。双方はすでに関係分野における協力に着手しました」と発言しました。

情報と経験を共有することの重要性は、日本の専門家も強調しています。2月9日放送のNHKスペシャル「感染はどこまで拡がるのか~緊急報告新型ウイルス肺炎〜」の内容は中国のSNSでも大きな反響を呼びました。

その中で専門家として招かれた東北大学大学院の押谷仁教授は番組の結びで、「このウイルスとの最初の戦いはもうグローバル化している」、「この戦いでは、中国は非常に重要なパートナー」と示した上で、「中国をこの戦いの中に引きずり込んで、一緒に戦っていく。そのためにはWHOがリーダーシップを執って、そういう体制を早急に構築していくことが大切だと思います」と強く訴えました。

人類にとって未知の部分が多い新型コロナウイルスとの戦いはまだ続きます。この苦難の時を一刻も早く終息させるため、今こそ国境を越えて、人類という名の下で叡智を結集する時ではないでしょうか。

この番組をお聞きになってのご意見、ご感想、そして武漢と湖北へのメッセージをお寄せください。

メールアドレスはnihao2180@cri.com.cn、お手紙は【郵便番号100040中国北京市石景山路甲16号中国国際放送局日本語部】もしくは【〒152-8691東京都目黒郵便局私書箱78号中国国際放送局東京支局】までにお願いいたします。皆さんからのメールやお便りをお待ちしております。

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