日本語

横浜から北京へ留学して学んだこと~中村高寛監督に聞く(上)

CRIPublished: 2019-07-23 17:46:00
Share
Share this with Close
Messenger Pinterest LinkedIn

ところで、20世紀から21世紀へ変わろうとする中国の首都北京では、ドキュメンタリー映画はまだまだ、専門的な機材が使える一部の人しか作ることができない高嶺の花でした。しかし、その一方、機材や技術の変化を背景に、新しい動きが醸成されつつありました。中村監督は、北京電影学院の授業では、貪るように世界各国のドキュメンタリー映像作品から栄養を吸収していました。ドキュメンタリー映画とは何かを問いつつ、考え方をどんどん深め、「ヨコハマメリー」の題材を暖めていました。

今回のインタビューには、映画研究家で、日本語月刊誌編集長の王衆一さんに特別ゲストにおいでいただきました。ぜひお聞きください。

【プロフィール】

中村高寛(なかむら・たかゆき)さん

1975年、神奈川県生まれ。1997年に松竹大船撮影所よりキャリアをスタート。李纓監督の『味』(2003年)、『靖国(YASUKUNI)』(2008年)で助監督。2006年に映画『ヨコハマメリー』で監督デビュー、横浜文化賞芸術文化奨励賞、文化庁記録映画部門優秀賞、ヨコハマ映画祭新人監督賞・審査員特別賞、藤本賞新人賞など11の賞を受賞。また、NHKハイビジョン特集など、テレビドキュメンタリーも多数手がけている。その他、『キネマ旬報』でエッセイ「黄金町ブルース」を連載(2010‒2016年)。2017年、映画第2作となる『禅と骨』が公開。

主な著書:

『ヨコハマメリー:かつて白化粧の老娼婦がいた』、中村高寛著、河出書房新社

この番組をお聞きになってのご意見やご感想をぜひお聞かせください。メールアドレスはnihao2180@cri.com.cn、お手紙は【郵便番号100040中国北京市石景山路甲16号中国国際放送局日本語部】もしくは【〒152-8691東京都目黒郵便局私書箱78号中国国際放送局東京支局】までにお願いいたします。皆さんからのメールやお便りをお待ちしております。

首页上一页12 2

Share this story on

Messenger Pinterest LinkedIn