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中国人若者が描く20年後の社会~清華野村杯から(上)

CRIPublished: 2019-06-04 18:51:00
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北京科技大学・龚詩雅さん

今回の番組の制作にあたりまして、「清華野村杯日中経済プレゼンテーション大会」の主催者である「野村総研中国研究センター」と北京日本語教師会、出場した学生たちのサポートをいただいています。合わせて御礼申し上げます。

◆リスナーのお便りから

★東京都大田区・三輪徳尋さん

とてもおもしろいテーマのプレゼンテーション大会を興味深く聞かせて頂きました。若者が思い描く20年後の世界に、人間の不確実性や曖昧さが、必要であって、大切にしなくてはならないと思っていてくれることが様々な見方と表現で表してくれていたことに安心しました。しかし、同時に、人間の不確実性、曖昧さがAIやロボットにマイナスの影響をもたらさないことを望みます。ここで語られている若者の様に正しい倫理観を持っている人たちが正しくAI技術、ロボット技術を導いて欲しいと思います。

私は、AI技術があ(A)い(I)を理解する技術にまで至って欲しいと思っています。今は、コンピュータと愛情、とても相容れないものと思われています。今後も、効率や理屈だけで判断していない人間の不完全さや愛情をAIが本当に取り込むことは出来ないのだろうと思っています。

今後、技術開発が進み、AI技術が人間の生活、世界情勢、愛情や感情を論理的、効率的に判断して、様々な場面で指針や方向性を示す場面に遭遇することになると思います。その時に、その判断によって導き出された答えが、本当の平和な世界をつくることが出来るか、人間が人間的な感情で、愛がある判断、非効率で、ある意味では理不尽な判断によって、最終的には人が判断する社会でいてくれることを望んでいます。

★名古屋・ゲンさん

「清華野村杯日中経済プレゼンテーション大会」の様子、学生さんたちの発想にびっくりしました。日本は梅雨に入り、今日も雨が降っています。電波は濡れても大丈夫かなぁと思ったりして北京の方の空を見ています。こんな頭にAIの話は衝撃が大きすぎました。20年後のAIアナウンサーさん、王小燕さんや斉鵬さんを、無職のさすらい人にしないで下さいね。

手塚治虫の「火の鳥」の未来編では、シリウス12番星から地球につれて来られた不定形生物「ムービー」は瞬く間に増殖して、ペット犬や熱帯魚、植物などになったりします。人間の姿をさせて、家族のようにした家もあるので、まるで、このプレゼン大会のことを描いているみたいですよ。それにしても20年後に再建されたノートルダム大聖堂を見るなんて、リアルと空想が混沌として今までになく不思議なCRI不思議人間インタビューでした。続く来週は、社会問題だそうですね。楽しみにしています。

この番組をお聞きになってのご意見やご感想をぜひお聞かせください。メールアドレスはnihao2180@cri.com.cn、お手紙は【郵便番号100040中国北京市石景山路甲16号中国国際放送局日本語部】もしくは【〒152-8691東京都目黒郵便局私書箱78号中国国際放送局東京支局】までにお願いいたします。皆さんからのメールやお便りをお待ちしております。

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