中国大陸部映画興行週間ランキング(2021.2.8–2021.2.14)
監督:李蔚然
主演:陳坤
日本で何度も映画化・ドラマ化されてきた夢枕獏の人気小説『陰陽師』。中国ではそのゲーム化に続き、映画化も実現しました。本作『侍神令(The YinYang Master)』は、郭敬明(グオ・ジンミン)監督の『晴雅集』に続く中国産『陰陽師』映画の2作目。李蔚然(リー・ウェイラン)監督がメガホンを取り、『小さな中国のお針子』などの人気俳優、陳坤(チェン・クン)が主演、『王朝の陰謀判事ディーと人体発火怪奇事件(原題:狄仁傑之通天帝國)』(2010)や『ライズ・オブ・シードラゴン謎の鉄の爪(原題:狄仁傑之神都龍王)』(2018)など、中華圏で数々の名作を手がけてきた陳国富(チェン・グオフー)がプロデューサーを担当しています。陳坤(チェン・クン)との共演が多い人気女優の周迅(ジョウ・シュン)、『大轟炸(Unbreakable Spirit)』などの陳偉霆(ウィリアム・チャン)、中国初のSF大作映画『流転の地球/さまよえる地球(原題:流浪地球)』などの屈楚蕭(チウ・チュウシャオ)、TVシリーズ『乗風破浪的姐姐(Older Sisters Who Brave the Winds and Waves)』で再び脚光を浴びた王麗坤(ワン・リークン)らがキャスティングされています。
【6位】ナタ転生
公開日:2021年2月12日
監督:趙霁
主演
春節の映画商戦で注目されるアニメ映画『ナタ転生(新神榜:哪吒重生)』、すでに26日からの日本公開も決定!ナタ(哪吒)といえば、2019年夏に公開されたファンタジー・アニメ『哪吒之魔童降世(Ne Zha)』の大ブレイクがまだ記憶に新しいかもしれません。中国の古典小説『封神演義』や『西遊記』の登場人物で、托塔天王(李靖)の三男として知られる少年戦神のこと。わんぱく小僧の一面を持ちながらも不屈の精神を持つ若きヒーローとして親しまれています。同じ題材を扱いながら、今作とは制作も監督も異なった『哪吒之魔童降世(Ne Zha)』ではナタの成長物語が中心に描かれましたが、この新作『新神榜:哪吒重生』は、現代人に生まれ変わったナタが3000年前の宿命と戦い、新たな人生を切り開くという斬新な1本となっています。本作は、日本でも公開された話題作『白蛇:縁起』(2019)などの制作スタジオ・追光動画が4年かけて制作したもので、監督は『白蛇:縁起』などの趙霁(チャオ・ジー)、吹き替えキャストは楊天翔(ヤン・ティエンシャン)、張赫(ジャン・ハー)、宣暁鳴(シュエン・シャオミン)など。
【7位】人潮汹湧
公開日:2020年2月12日
監督:饒暁志
主演:劉徳華
劉徳華(アンディ・ラウ)と『誤殺(Sheep Without a Shepherd)』などの肖央(シャオ・ヤン)がW主演する最新作『人潮汹湧(Endgame)』が春節の映画商戦に参戦!ひょんなことから魂と体が入れ替わった殺し屋と大部屋俳優(個別の楽屋が与えられない=主役級でない役者のこと)が、それぞれの人生を生きる中で自分を見つめ直し、新たな一歩を踏み出す物語で、笑って泣けるコメディとして春節にピッタリな1本です。ヒロイン役は、『乗風破浪的姐姐(Older Sisters Who Brave the Winds and Waves)』シーズン1で「ビッグ7」に入賞した万茜(ワン・チェン)。メガホンを取っているのは、『無名之輩(A Cool Fish)』(2018)や『你好,瘋子!(The Insanity)』(2016)などの話題作を送り出した饒暁志(ラオ・シャオジー)監督です。
【8位】拆弾専家2