中国大陸部映画興行週間ランキング(2021.2.8–2021.2.14)
監督:賈玲
主演:賈玲
大好評を博している注目のコメディ『你好,李煥英(Hi, Mom)』が2位に登場。“中国の森三中”こと賈玲(ジャー・リン)が初めて映画監督に挑戦した本作は、監督自身の実体験をもとに、大学に進学したばかりの女の子が40年前にタイムスリップして若かりしころの母親と出会い、仲良くなっていく様子を描いています。共演は同じく女性コメディアンとして人気が急上昇している張小斐(チャン・シャオフェイ)、喜劇団体「開心麻花」所属の人気コメディアン、瀋騰(シェン・テン)と魏翔(ウェイ・シャン)などです。
【3位】刺殺小説家
監督:路陽
主演:雷佳音
双雪涛の短篇小説集『飛行家』に収められた「刺殺小説家」を原案とした同名映画が3位。本作は、誘拐された娘を救うために「小説の世界を通じて現実世界を操っている小説家」がターゲットの奇妙な暗殺ミッションを引き受けることになった父親が大暴れする冒険ファンタジーで、『ブレイド・マスター(原題:繍春刀)』(2014)や『修羅:黒衣の反逆(原題:繍春刀II)』(2017)、『金剛川(Jingang Chuan)』(2020)などの路陽(ルー・ヤン)監督がメガホンを取っています。主演は、『超時空同居(How Long Will I Love U)』(2018)などの雷佳音(レイ・ジャーイン)と、『三生三世十里桃花(To the Sky Kingdom)』(2017)などの楊幂(ヤン・ミー)です。
【4位】熊出没・狂野大陸
監督:丁亮
主演:張偉
2017年から毎年の春節に上映されている中国の名作アニメ「熊出没」のシリーズ最新作『熊出没・狂野大陸(Boonie Bears: The Wild Life)』。本来なら2020年の春節に公開される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて1週間の先行上映を実施するにとどまり、一般公開には至りませんでした。今年は劇場に“凱旋”する形となりました。今作は、DNA技術を使って動物を自由自在に変身させる施設「狂野大陸」を中心に、主人公の光頭強と熊たちがその施設の裏に隠された秘密に迫る様子を描いています。親子連れで楽しめる作品としてこの季節にピッタリの1本です。
【5位】侍神令