中国大陸部映画興行週間ランキング（2019.2.4–2019.2.10）

監督：寧浩

出演：黄渤（ホァン・ボー）瀋騰（シェン・タン）マシュー・モリソントム・ペルフリーキャット・ネルソン

2位にランクインしたのは、寧浩（ニン・ハオ）監督の「瘋狂的石頭（クレイジー・ストーン翡翠狂騒曲）」（2006）、「瘋狂的賽車」（2009）に続く「瘋狂」シリーズの第3弾、『瘋狂的外星人(Crazy Alien)』。主演には、今一番売れているコメディ俳優の黄渤（ホァン・ボー）と瀋騰（シェン・タン）を一挙に起用。これにより、中国喜劇映画の金字塔と呼んでも過言ではない最強の「寧浩×黄渤×瀋騰」トリオが実現！その上、米国からはミュージカル中心の俳優、マシュー・モリソンやトム・ペルフリー、女優のキャット・ネルソンもキャストに参加。今作もシリーズ恒例のアクションコメディ風に仕上がっており、猿芝居で生計を立てる男性2人組がひょんなことから宇宙生物に出くわし、その宇宙生物に弄ばれながらも、この宇宙生物を狙ってアメリカからやって来た男たちと争奪戦を繰り広げます。

【3位】飛馳人生

監督：韓寒

主演：瀋騰

2014年に『後会無期（Continent）』で鮮烈な監督デビューを果たした中国のベストセラー作家、韓寒（ハン・ハン）。2017年の『乗風破浪（DUCKWEED）』に続き、その待望の監督作品第3弾が一般公開スタート！監督自身がカーレーサーとしても知られていることから、今作は前作『乗風破浪』と同じくカーレースを題材にした作品となっており、しがない露店商の元人気レーサーが、栄えあるレーサー復帰を目指すも、事態は予想外の方向へと向かっていってしまうというストーリーです。主演に抜擢されたのは、今一番売れる俳優の瀋騰（シェン・タン）。寧浩（ニン・ハオ）監督の『瘋狂的外星人(Crazy Alien)』でも主演を務めているため、俳優としては、春節期間中に主演作2作が同時公開という前人未到の快挙を達成することに。共演は、2018年年間映画興行ランキングで1位に輝いた『オペレーション：レッド・シー（原題：紅海行動）』の黄景瑜（ホァン・ジンユー）のほか、尹正（イン・ジョン）、尹昉（イン・ファン）など注目の若手俳優が勢ぞろいしています。

【4位】新喜劇之王

監督：周星馳

主演:王宝強

1999年に香港で興行成績1位となった周星馳（チャウ・シンチー）監督・主演の恋愛活劇コメディ『喜劇王』、その20年越しの続編が2019年の春節初日に登場！今作は、周星馳による監督と脚本で、20年前のあの名作と同じコンセプトで役者の成長ストーリーを描いたもの。主演は人気俳優の王宝強（ワン・バオチャン）が担当。周星馳監督いわく「エキストラとして経験を積み重ね、長年の努力でトップ俳優へ上り詰めた」という王宝強（ワン・バオチャン）の経歴が映画主人公の設定にぴったり合っていることから、キャスティングが決まったということです。星女郎（チャウ・シンチー映画のヒロイン役）として注目されるのは、『喜劇王』のヒロイン役、張柏芝（セシリア・チャン）の面影を彷彿とさせる鄂靖文（ア・ジンウェン）。彼女は2014年に、湖北衛星テレビのお笑い系リアリティ番組で優勝したあと、テレビタレントなどとして活躍中。今作では、栄えある星女郎としてのパフォーマンスが大きく期待されているほか、自身にとっても念願のスクリーンデビューとなります。日本公開は未定です。

【5位】熊出没·原始時代