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中国大陸部映画興行週間ランキング(2019.2.4–2019.2.10)

CRIPublished: 2019-02-14 11:50:00
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今年も熾烈な映画商戦が展開された春節の大型連休。周星馳(チャウ・シンチー)、成龍(ジャッキー・チェン)、韓寒(ハン・ハン)、寧浩(ニン・ハオ)などのビッグネームを抑えて1位に輝いたのは、初の国産SF超大作として期待される『流浪地球(The Wandering Earth』でした。連休最終日である今月10日の段階で、何と20億元の大台に迫る記録的なヒットとなりました。

~作品紹介~

【1位】流浪地球

監督:郭帆

主演:屈楚蕭

アジア初のヒューゴー賞を受賞し、オバマ前大統領もファンであると公言した中国の小説『三体』(2008)の原作者として知られるSF小説家の劉慈欣(リュウ・ジキン)。彼の小説の初映画化作品がいよいよ2019年の春節に登場!映画化に選ばれたのは、2000年に発表され、日本でも翻訳出版された短編『流浪地球(さまよえる地球)』です。本作は、太陽が数百年以内にヘリウム・フラッシュ(大爆発)を起こして赤色巨星化するという危機に直面した人類が、太陽系脱出の計画に乗り出すというドラマチックなストーリーで、予算1億元を超えたSF超大作に仕上がっています。ハリウッドでは定番のSF映画ですが、中国映画ではまだまだ未開発の分野。特にAI(人工知能)や宇宙技術、バイオ、ITなどを中心とした「硬科技(Hard & Core Technology)」の要素を取り入れた本作は、国内初の試みに満ちていたため、公開前から大きな注目を浴びました。この作品をきっかけに、今年はさらに多くの国産SF映画が制作され、ドラマやゲームなどの分野でもSFブームが巻き起こることは間違いないでしょう。

【2位】瘋狂的外星人

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