中国大陸部映画興行週間ランキング（2018.5.14–2018.5.20）

監督：蘇倫

主演：雷佳音

タイトルどおり、まさに「時を超えた同居人」の物語。1999年を生きる男性と、2018年を生きる女性がひょんなことから同じ部屋に住むようになったというタイムスリップ系ラブストーリー『超時空同居(How Long Will I Love U)』が一般公開スタート！馮小剛（フォン・シャオガン）監督の撮影クルーとして活動してきた女性監督、蘇倫（スー・ルン）の初長編映画で、主演は今旬な俳優、雷佳音（レイ・ジャーイン）と佟麗婭（トン・リーヤー）のほか、同作でプロデューサーを担当している徐崢（シュー・ジェン）も出演しています。雷佳音は寧浩（ニン・ハオ）監督の『黄金大劫案』（2012）で頭角を現しており、最近はドラマ出演で絶大な人気を集めています。佟麗婭は『唐人街探案（Detective Chin Tang）』シリーズでおなじみの陳思誠(チェン・スーチェン)監督の妻として知られており、同シリーズにも出演しています。話題の2人の競演も映画公開前から注目されています。

【3位】ア・クワイエット・プレイス

監督：ジョン・クラシンスキー

主演：エミリー・ブラントジョン・クラシンスキーミリセント・シモンズノア・ジュプ

全米でスマッシュヒットを記録したサスペンスホラー『ア・クワイエット・プレイス（中国題：寂静之地）』が中国公開スタート！主演は『ボーダーライン』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の人気女優、エミリー・ブラントで、その夫として知られるジョン・クラシンスキーが監督・脚本を手がけ、主演も務めていることから、夫婦競演を実現しました。音に反応して人間を襲う「何か」によって人類が滅亡の危機に瀕した世界で、ブラントとクラシンスキー扮する夫婦とその子どもの一家4人は、日常会話に手話を使うなど「静寂な日々を送る」工夫をしますが、果たして恐ろしい「何か」から逃げ切ることはできるのでしょうか！聴覚障害を持つ娘役を演じているのは、自身も障害を持つ子役のミリセント・シモンズ。彼女は2017年の映画『ワンダーストラック』でも聴覚障害を持つ女の子を好演しています。なお、本作の日本公開は2018年秋を予定しています。

【4位】後来的我們

監督：劉若英

主演：井柏然

女優・歌手として活躍している劉若英（レネ・リウ）の初監督作品がロングヒット中。同作は「青春と成長」をテーマに、井柏然（ジン・ボーラン）と周冬雨（チョウ・ドンユイ）が演じるカップルの出会いと別れ、そして再会をセンチメンタルに描く10年間の恋の軌跡となっており、「知性派美女」として知られる劉若英色の強い1本です。タイトルに含まれる「後来」とは、かつて劉若英が歌った、Kiroroの「未来へ」の中国語カバーソングの題です。本作は、自身の代表曲でもあるこの曲の映画版リメイクともされています。

【5位】我是你媽