中国大陸部映画興行週間ランキング(2018.3.5–2018.3.11)
監督:カビール・カーン
主演:サルマーン・カーンカリーナー・カプールナワーズッディーン・シッディーキーハルシャーリー・マルホトラ
3年越しの中国公開を実現した2015年のインドの話題作『バジランギー・バイジャーン(中国題:小蘿莉的猴神大叔)』が中国で大ヒット中。本作は日本でも公開された『タイガー・伝説のスパイ』のカビール・カーン監督の力作で、インドの「国民的アニキ」と称されるサルマーン・カーンが主演を務めています。インドで迷子になったパキスタン人少女をインド人の青年がパキスタンの親元まで連れて行くという、印パ友好を象徴するストーリーで、インドで2015年最大のヒット作となると同時にパキスタンでも上映され、ヒットを記録しています。
【6位】ピーターラビット
監督:ウィル・グラック
主演:ローズ・バーンドーナル・グリーソンサム・ニールデイジー・リドリー
2億5000万部を売り上げる英作家ビアトリクス・ポターの絵本を長編映画化した作品『ピーターラビット(中国題:比得兔)』が3月から中国で公開中。本作は、実写とアニメを融合したスタイルになっており、世界中で愛される人気キャラクター、青いジャケットがトレードマークのうさぎのピーターが恋のライバルを都会に追い返すために「いたずら作戦」を開始する物語です。監督は『ANNIE アニー』のウィル・グラック、日本公開は5月18日を予定しています。
【7位】捉妖記2
公開日:2018年2月16日
監督:許誠毅
主演:梁朝偉
中国で初めて20億元(400億円)の大台を突破した国産映画として知られる『捉妖記(モンスター・ハント)』(2015)の続編がトップ10をキープ。前作に引き続き、『シュレック』シリーズで知られる香港の許誠毅(ロマン・ヒュイ)監督がメガホンを取っています。実写とCGアニメを融合させたスタイルも前作のままですが、より多くのエンタメ要素が取り入れられているということで、前作を超える豪華絢爛な大作となっています。
【8位】スリー・ビルボード