2019年映画年間ランキング洋画編(11位~20位)
ハリウッドのスペクタクル大作が独占する洋画トップ10に比べると、11~20位には個性豊かで多彩な作品がランクインしています。11位には2019年度第91回米アカデミー賞で話題を呼んだ『グリーンブック(中国題:緑皮書)』、15位には中国初登場となったレバノン映画『カペナウム(中国題:何以為家)』、18位には中国ですでに定着したボリウッド(インド)映画の『盲目のメロディ〜インド式殺人狂騒曲〜(中国題:調音師)』などが名を連ねます。日本映画として唯一トップ20入りを果たしたのは、18年越しの中国初公開となった『千と千尋の神隠し(中国題:千与千尋)』、まさに不朽の名作と言える貫禄を見せつけました。
~集計期間:2019年1月1日~12月31日単位:人民元~
~作品紹介~
【11位】グリーンブック
監督:ピーター・ファレリー
出演:ヴィゴ・モーテンセンマハーシャラ・アリリンダ・カーデリーニ
2019年度第91回米アカデミー賞の最優秀作品、助演男優、脚本の主要3部門の受賞を果たした超話題作『グリーンブック(中国題:緑皮書)』。黒人ピアニストと彼に雇われた白人の用心棒兼運転手が、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を手に人種差別が残るアメリカ南部を巡る人間ドラマで、白人役を『ロード・オブ・ザ・リング』『はじまりへの旅』などのヴィゴ・モーテンセンが、黒人役を『ムーンライト』などのマハーシャラ・アリが好演しています。
【12位】千と千尋の神隠し