「理想は中国を照らす」
子供たちが去った後、めでたい雰囲気の天安門広場と風にはためく国旗の五星紅旗を眺めながら、王莘は成立間もない新中国に心から感激し、誇りに思いました。天津に帰る汽車の中で王莘は一気通貫で今も歌い継がれる「歌唱祖国(歌おう祖国を)」の詞と曲を書き上げました。発表後、全国の人々に愛され、中国の「第2の国歌」とまで言われています。
2008年北京オリンピックの開会式では、9歳の子供歌手・林妙可ちゃんが五輪の舞台で純真な子供の声でこの「歌おう祖国を」を歌い、五輪史上に素晴らしい瞬間を残しました!
番組の中でお送りした曲
1曲目理想
40話連続ドキュメンタリー「理想照耀中国(理想は中国を照らす)」の主題歌「理想」は、多くの革命の先駆者たちが全力を尽くして革命の火種をまき、真理を追求する心の声を歌っています。
この歌は、中国音楽界の多くの実力派ミュージシャンがコラボレーションした作品です。作曲家の小柯、ピアニストのラン・ラン、中華圏の10人の実力派歌手のコラボもこの曲に魅力を添えています。
振り向くと道ははるかに遠い
幾らかの深い足跡
理想は依然として呼びかけている
見上げると道は長い
理想は前を照らし続ける
2曲目光芒万丈
「理想照耀中国(理想は中国を照らす)」の第2話「守護」のエンディングです。
どんなに長い道のりであっても
どんなに迷っても
光があなたや私に降り注ぐ
私のそばに立っている
たとえ私が異郷に眠っていたとしても
私は最も危険な方向に向かっている
私の胸で
銃剣と万丈の光を迎え入れる
3曲目歌唱祖国
作曲家王莘が子どもたちのために作り、多くの子どもたちが世界の舞台で歌ったこの曲は中国の「第2の国歌」と言われました。
歌詞:
ひるがえるわが旗
五星の赤き旗
果てしなき野に山に
勝利の歌とどろく
讃えよ愛する祖国限りなく栄えゆく
波立ち逆巻く
黄河・揚子江は流れゆく
美わしき大地われら愛す祖国
鉄のごとき団結を
われらは強く守りぬく