「笹川杯日本研究論文コンクール2021」決勝戦、授賞式が成功裏に開催
文学部門で特等賞を受賞した華東師範大学の施澤政さんは「論文執筆で色々な苦労があったが、研究方法について多く学ぶことができた。自分は、まだまだ研究者の卵とも言えないと痛感していた中で、特等賞を受賞できた事は大きな励みになった」と感想を述べ、「これからも研究を続け、少しでも中日友好に貢献していきたい」と抱負を語った。
文学部門で特等賞を受賞した華東師範大学の施澤政さん
「審査員の先生方から頂いた貴重なアドバイスをもとに、
さらに研究を深めていきたい」と熱意を述べた言語学部門で特等賞を受賞した東北師範大学の覃蘭卉さん
「このコンクールの経験を糧にさらに研究に精進していきたい」と喜びを語った
文化部門で特等賞を受賞した吉林大学の陳亚男さんと彭嘉さん。
特等賞を獲得したのは、下記4名。
言語学部門
東北師範大学覃蘭卉さん
論文タイトル:コーパスに基づく「普通~」と「一般~」との比較
文学部門
華東師範大学施澤政さん
論文タイトル:植民地的文化言語空間における翻訳営為――古丁『こころ』中国語翻訳考察
文化部門
吉林大学陳亚男さん、彭嘉さん
論文タイトル:中日における九尾の狐の形象の比較研究——妲己と玉藻前を中心に
「笹川杯日本研究論文コンクール2021」
主催:
教育部外国言語文学類専攻教学指導委員会日語専攻教学指導分科会
中国日語教学研究会
吉林大学
日本科学協会
後援:
人民中国雑誌社
2019年、2020年の開催情報:https://www.jss.or.jp/kouryu/sakubun/ronbun/