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「笹川杯日本研究論文コンクール2021」決勝戦、授賞式が成功裏に開催

CRIPublished: 2022-01-19 13:24:00
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2022年1月16日、教育部外国言語文学類専攻教学指導委員会日語専攻教学指導分科会、中国日語教学研究会、吉林大学、日本科学協会が主催する「笹川杯日本研究論文コンクール2021」の決勝戦、授賞式がオンライン上で開催された。今回は243の論文が集まり、決勝戦に進出した43名は、言語学、文学、文化の3分野に分かれ、プレゼン・質疑応答を行い、論文の内容だけでなく、日本語のスピーチ力、表現力、質疑応答力等といった、日本語の総合的な能力が競われた。

決勝戦終了後、授賞式で成績発表がされると、学生や指導教官らが一喜一憂し、大いに盛り上がりを見せた。日本科学協会の髙橋正征会長は「決勝戦に進出した各学生達のプレゼンがハイレベルで非常に驚いた」と学生達を評価し、「本論文コンクールで得た貴重な経験をもとに、自身の興味・関心がある分野について更に研究を深めて欲しい」とエールを送った。

日本科学協会の髙橋正征会長

中国教育部高等学校外国語言語文学類専業教学指導委員会日語分委員会の修剛主任委員は「本コンクールを通して、中国の日本語教育の方向性をもう一度明確にすることができた。このコンクール自体が、中国の日本語教育改革を体現している」と述べ、「日中国交正常化50周年という記念すべき年の始まりに、本コンクールを成功裏に開催できたことは、日中友好促進の意味でも、非常に喜ばしい」と喜びを語った。

中国教育部高等学校外国語言語文学類専業教学指導委員会日語分委員会の修剛主任委員

中国日語教学研究会の周異夫会長は「学生達には、日本語を単に使えるだけでなく、日本語の意味をしっかり理解した上で、日本語で論理的に、かつ深い思考を巡らせ、その考えを伝えることができる能力を身に着けて欲しい」と述べ、「このような能力をもつ人材の育成こそが、中国の日本語教育の目指す方向であり、この論文コンクールはそれら能力を磨き、高めるために最適な舞台である」と本コンクールの重要性を強調した。

中国日語教学研究会の周異夫会長

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