2021年3月10日放送のお便り紹介
①岐阜県美濃市平野精一
中国国際放送日本語放送の皆様、こんにちは。
春節連休が終わり10日以上経ちましたが、中国では通常の生活が戻っているのではないでしょうか?2月中旬から下旬に掛けて、美濃市は寒暖差が極端になっています。この時期になると私は毎年、花粉症に悩まれており、先日早めに近所のクリニックへ行き診察と目薬m飲み薬を購入しましたが、この寒暖差の為か鼻炎に苦しんでいます。日本では、ここ最近コロナウィルスの新規感染者が全国的に減ってきており、岐阜県でも1月上旬と比べると減少傾向になっています。この時期、美濃市では4月の祭りの準備が進められますが、昨年に続いてお隣の関市同様に今年も中止になり、寂しい春になりそうです。
番組の感想では、22日の「ハイウェイ北京」の時間で、最初に北京時間の話を取り上げていましたが、北京時間は北京ではなくて陝西省を中心にしていることについて知ることが出来ました。今までは放送の中で“北京”という言葉を何回も言っていたのでそうだなと思っていたのですが、陝西省を中心にしている理由やその時の話は興味深かったです。また17日の「中日交流カフェ」の時間で、私のメールを紹介していただけた際に、短波放送の状態についてお答えいただき、ありがとうございました。
②東京都大田区三輪徳尋
劉非さん星さんへ
「春节联欢晚会」楽しみました。今年の春节联欢晚会は、昨年の無観客公演とは異なり、観客すべてがマスク姿ではありましたが、多くの観客が見守る中での開催がなされていたことで、インターネットを通じて番組を見ている側としても心安らかに楽しめました。日本を含めて、世界では、まだまだ、疫病がコントロールされておらず、「万民安康辞旧岁、欢歌笑语迎新年」ことが出来ない状況であることが残念でなりません。一部の先進国だけがワクチンを投与したとしても、疫病を克服することはできないものと思います。世界中の国々にまで、広くワクチンが行き渡ることが必要だと思います。世界の公共財としての中国のワクチンが広く活用されて、来年こそ、世界中の人々が「万民安康」で「笑语迎新年」となるよう願っています。
私は特に上海歌舞团による美しいステージを毎年とても楽しみにしています。今年の「朱鹮」も本当に美しく、もっと長く見ていたいと思わせてくれました。また、今年印象に残った演目として、「阳台」がありました。コロナウイルスによって、ロックダウンされた市民生活で、誰しもが強い決意で疫病対策に協力したこと、看護師の活躍を期待しつつ心配して待つ家族の様子、レンタカーが返せずにお金がかかってしまうなど、演じられた出来事は、きっと春节联欢晚会を見ている人の多くが強く共感したのだろうと思いました。一人ひとりが強い決意をもって、心を一つにして戦わなければならないこと、厳しいロックダウンも辛抱しなければ、疫病との戦いには勝利できないこと、疫病との戦いに勝利した人々の誇らしい気持ちなどを感じることができました。日本でも様々な困難の中で奮闘している白衣の天使達に心から感謝しないとならないと思いました。