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【CRIインタビュー年末特別企画】武漢で竹内亮監督に聞く「味付けしない中国の真実を伝えたい」

CRIPublished: 2020-12-18 23:37:00
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――これまでの一年、様々な現場で中国社会に踏み込んで取材してきた中、中国に対する理解が過去よりも深まった点や気づいたことは?

たくさんありますけど、やっぱりコロナが一番大きいと思いますね。日本も含め、アメリカ、欧州など、ほかの国がまだコントロールできていないけど、「中国はこんなに人がいるのによく押さえ込んでるな」と。やはり、その団結力と科学技術の力です。この14億の国を、よくぞ感染者を増やさずにやってるなという国民の力ですね。それはすごい、と本当に思いました。

中国人って、団結力がないと思ってたんで。サッカーとか弱いじゃないですか?水泳など、一人一人が強いんだけど、団体スポーツになると、すごく弱いイメージというか、皆団結しないイメージが勝手にあったんですけど、「違うな」と改めて中国人の団結力を感じました。

■来る年=「味付けしない」中国をありのままで伝えたい

――2021年の計画を聞かせてください。

いっぱいありますよ。もう来年は9月ぐらいまで決まっています。撮る内容題材については、今撮影中のものは「アフターコロナ時代」、今月中に放送する予定なんです。来月からファーウェイのドキュメンタリーの撮影を始めます。アメリカがファーウェイを名指しで批判して、米中関係の一番のネックというか、そのきっかけになった会社なので、僕はそのリアルな姿を撮りたいと思っています。それから、まだ企画段階ですが、来年は中国共産党創立百周年ですので、それにまつわるドキュメンタリーも考えています。

――これらの中国からの発信に対して、日本国内で一部にうがった見方が出ることに対して、どう受け止めていますか。

「こいつは中国政府の犬だ」とか、「中国の味方ばかりしやがって、中国政府のスパイだ」とか絶対言われると思いますよ。でも、僕はあくまで中立の立場で見るので、怖くないです。

思い込みをやめてほしいから、「僕が見た、ありのままの、真実の姿を伝えていく。ありのままの中国をありのままで届ける」ということは、意外と日本のメディアはやってない。いろんな味付けをして、自分たちの好みの味に変えてから放送する。僕らはそのまま味付けをしないで放送する。ただ、それだけなので。それが逆に特別なことになっているのは、悲しいんですけれども、それをし続けたいなと思ってるだけですね。

――最後に、武漢関連の作品、今後も撮り続けていきますか。

もちろんです。「お久しぶりです、武漢」はすでに過去の作品。世界各国でいまだ武漢に対して偏った見方をしています。武漢の本当の姿を今後も伝え続けていきたいです。

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