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写真と音声で伝える武漢の今~黄鶴楼から眺める「毎日違う武漢」~

CRIPublished: 2020-12-08 18:45:00
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石板黒豆腐

粉蒸肉

【取材メモ】

今回の武漢出張は2日ほどの短い滞在でしたが、市内の渋滞と観光地の人混みにグルメのおいしさ、どこの大都会とも違わない感覚で行動することができました。その一方では、街を行き交う人のマスク姿、地下鉄や観光地でも繰り返し注意を呼びかけられていた「マスクを必ず付けてください」のアナウンス、また、市内のショッピングモールではまだ閉鎖のままの店舗の多さ、さらに、タクシーの運転手との何気ない雑談の中から、この街が体験した痛みを感じ取ることができます。

「みんなして大変な思いをしたので、自分だけが大変だとは言えません。おかげ様で、今は普通に働けるようになったので、このままの勢いが続くことを祈っています。来年こそ無病息災な一年になりますように」

武漢でタクシーの運転手さんと雑談したときに、最も多く聞かされた言葉でした。一般市民のありのままの思いと言えます。そして、人々の心に刻まれた76日間の都市封鎖(ロックダウン)の記憶は、これからも月日が経つと共に、語り継がれていくことでしょう。取材中に印象に残ったことは、竹内亮監督のドキュメンタリーにも登場した中学校の英語教師、ハンドルネーム「脏辫熊Dbear」さんがCRIの取材に対して答えた言葉でした。

ハンドルネーム「脏辫熊Dbear」さん

「人には自分のことを見られたい、聞かれたい、知られたいという欲求がある。なぜならば、それこそが人間が人間であるのに一番重要なことだからです」

その「脏辫熊Dbear」さんは、今も武漢のことを世界に向けて発信し続けています。

熱干麺のカップに印刷された「武漢の毎日は違う」。武漢のタフさと意気込みが凝縮されたフレーズでもあるようにも見えます。

明日も元気な「過早」から始まる武漢、幸あることを祈ります。今回は駆け足でしたが、私たちの取材はこれからも続けたいと思います。

<関連報道>

【CRIインタビュー】「お久しぶりです!武漢」、竹内監督が再び武漢に!

【AちゃんのCHINA NOW】竹内亮監督が武漢で作品視聴交流会

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