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中国とスキー交流を深めたい~群馬県上海事務所・鏑木あゆみ副所長に聞く

CRIPublished: 2019-10-30 00:02:00
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「2019国際冬季運動

ーーところで、約3年後に冬季五輪を控えている北京ですが、ウィンタースポーツ博覧会の会場では、五輪開催を迎えるための気運など感じましたか。

そうですね。今回の博覧会では、日本ブースはスキー場やホテルの紹介でしたが、他には世界各地のメーカーがスキー道具などの展示を行っていました。その中でも特に面白いと思ったのは、スキーの室内練習施設やカーリング、スケートの設備があり、展示だけではなく、来場者が体験できるようになっていたことです。

中国では2022年の北京冬季オリンピックに向けてスキー人口を増やそうと、様々な取組が行われています。博覧会では、来場者が気軽にスノーアクティビティを体験できるように工夫されていました。また小学生や中学生の団体も数多く来場していて、スノーアクティビティへの興味関心を高めようとする熱意が非常に伝わってきました。

ーー最後に、「スキー王国」の群馬県へスキーしに行く場合、どのようなお勧めがありますか。

上級者なら、尾瀬片品エリアをお勧めします。個性的な5つのスキー場で心ゆくまで滑れます。それぞれ①ホワイトワールド尾瀬岩鞍(ゴンドラあり、18コースの関東最大のスキー場)、②丸沼高原スキー場(標高2000mのパウダースノー、5月まで滑走可能)、③かたしな高原スキー場(ミッフィーがシンボルのファミリー向けスキー場)、④尾瀬戸倉スキー場(各種大会も開催される本格的なハーフパイプを設置)、⑤オグナほたかスキー場(最長3.5キロコースを含む合計約10キロのロングコース)です。

ファミリー観光のお客さんなら、草津温泉・万座温泉エリアがお勧めです。この中では、草津温泉スキー場は草津温泉のシンボル湯畑周辺を散策しながらのグルメや買い物、観光客も体験できる湯揉み(ゆもみ)ショー、温泉を利用した動物園「草津熱帯圏」など、充実したアフタースキーを楽しめます。

学生旅行なら、みなかみ温泉エリアでのスキー、プラス貴重な雪国・伝統体験がお勧めです。スキー・スノーボードを楽しんだ後、農家民泊で雪国体験をしていただけます。みなかみ温泉エリアにある100軒の農家では、農家民泊を受け入れており、農作業体験、地域に伝わる郷土料理づくり、家を守るための雪かき、かまくらづくり、雪合戦などが体験できます。このほか、古い宿場町を整備した「たくみの里」では、20軒以上の古民家でそば・うどん打ちや竹・ガラス細工などさまざまな手作り体験ができます。

【プロフィール】

鏑木あゆみ(かぶらきあゆみ)さん

群馬県上海事務所副所長

群馬県桐生市出身

2011年3月、中央大学総合政策学部国際政策文化学科卒業後、群馬県庁に入庁。農政部蚕糸園芸課、病院局心臓血管センター、総務部市町村課付大泉町企画部国際協働課、人事委員会事務局を経て、2019年4月から群馬県上海事務所副所長。

この番組をお聞きになってのご意見やご感想をぜひお聞かせください。メールアドレスはnihao2180@cri.com.cn、お手紙は【郵便番号100040中国北京市石景山路甲16号中国国際放送局日本語部】もしくは【〒152-8691東京都目黒郵便局私書箱78号中国国際放送局東京支局】までにお願いいたします。皆さんからのメールやお便りをお待ちしております。

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