重慶の街角に「重慶方言」を話すマンホールカバーが登場
重慶市渝中区の鵝嶺正街に8月28日、重慶方言を話す「重慶方言」マンホールカバーが複数お目見えし、市民の注目の的となっている。
これらのマンホールカバーには、「千翻」や「安逸」から「幺不到台」、「達撲爬」といった重慶方言のほか、中国語ローマ字表記の「ピンイン」や意味まで記されており、道行く人々は興味深げにマンホールカバーを眺め、写真を撮っている。他地域から訪れた観光客の中には、カバーに書かれている発音の通りに、真面目に重慶方言を口に出して練習している人もいる。多くの市民が、「『いいね！』をつけて当然だ。これこそ都市文化のPRになる」と賞賛。「マンホールカバーは、市民が日常生活でよく目にする都市設備ではあるけれど、見落とされがち。でも、装いを新たにしたとたんに見違えて、文化的雰囲気を漂わせている」と評価している。「人民網日本語版」2022年8月30日