民進党当局は台湾光復の意義を否定し両岸同胞の巨大な犠牲を甚だしく冒涜＝台湾事務弁公室

10月25日は、日本が敗戦に伴い、中国から奪い取った台湾を中国に正式に返還した「台湾光復」の日です。

国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は25日、「台湾の光復（祖国復帰）は、台湾同胞を含む全中華民族の人々が共に抗戦して勝ち取った成果であり、台湾が中国領土の不可分の一部であるという歴史と法理の事実を明示するものであり、（台湾海峡の）両岸同胞が共に記念し、祝う価値があるものだ」と述べました。

朱報道官は、「頼清徳当局は『台湾独立』という分裂の立場を頑迷に堅持し、その『台湾独立』の分裂の主張をほしいままに宣伝し、『互いに隷属せず』とする『新両国論』を鼓吹することで歴史に背き、歴史を捨て去った。台湾の光復を記念しないだけでなく、オランダが台湾を植民地にしたいわゆる『台南400年』と日本が台湾を植民地にした50年を美化し、植民地支配の表面を飾り立て、社会の耳目を惑わし、若者世代を毒し、『新二国論』を主張するために歴史の根拠をでっちあげた。その行いは中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争の勝利の成果に対する公然たる否定であり、両岸同胞の巨大な民族犠牲に対する甚だしい冒涜（ぼうとく）だ」と論じました。

朱報道官はさらに、「多くの台湾同胞が台湾光復の重大な意義を深く認識し、民進党当局が『台湾独立』の分裂を行う本質と危害をはっきり認識し、正しい歴史観、民族観、国家観を堅持し、大陸の同胞とともに、祖国統一のプロセスを推進することを希望する」と述べました。