習主席が「BRICSプラス」指導者対話会で重要演説
習近平国家主席は現地時間24日午前、ロシアのカザンコンベンションセンターで開催された「BRICSプラス」指導者対話会に出席し、「『グローバルサウス』の強大な力を結集 人類運命共同体の構築を共に推進」と題した重要な演説を行いました。
習主席は、「『グローバルサウス』の集団的成長は、世界の大変局の鮮明なシンボルだ。われわれは平和を守る安定した力になり、グローバル安全保障を強化し、ホットな問題の『標本兼治(病因も症状も共に治療する)』となる解決策を模索せねばならない。また、ウクライナの危機情勢の早期緩和を推進し、政治解決の実現に道を切り開く必要がある。ガザ地区の全面停戦を引き続き推進し、『(イスラエルとパレスチナのいずれも国家としての存続を認める)2国家解決』(の議論)を再開し、レバノンでの戦火の蔓延を阻止せねばならない」と述べました。
習主席はさらに、「グローバル発展イニシアチブでは、提起されて3年間で200億ドル近くの発展のための資金が投入され、1100件以上のプロジェクトが展開されてきた。国連工業開発機関(UNIDO)グローバル産業人工知能連盟(AIM グローバル)の卓越センターがこのほど上海で設立された。中国はまた、グローバル『スマート税関』オンライン協力プラットフォームとBRICS国家税関モデルセンターを構築し、各国の積極的な参加を歓迎する。中国はグローバルサウスシンクタンク協力連盟の設立をけん引し、各国の人と文化の交流と国政運営における学びあいを促進する」と強調しました。
習主席はまた、「国際情勢がいかに変化しても、中国は一貫してグローバルサウスに心を寄せ、根を下ろし、より多くのグローバルサウス諸国がBRICSの事業に参加することを支持し、グローバルサウスの力を結集し、人類運命共同体の構築を共に推進していく」と論じました。