李強総理 『都市公共交通条例』に署名
国務院の李強総理がこのほど国務院令に署名し、『都市公共交通条例』(以下、『条例』と略称)が発表されました。「条例」は2024年12月1日から施行されます。
この『条例』は、都市公共交通の質の高い発展を推進し、都市公共交通のサービスレベルを向上させ、都市公共交通の安全を保障して市民の基本的な移動ニーズによりよく適応させ、都市の現代化建設を促進することを目的としています。『条例』は計6章55条から成り、主に次のような内容が盛り込まれています。
第一は、発展の方向性の明確化です。安全、便利、高効率、グリーン、経済的な都市公共交通システムを構築します。
第二は、運営主体の責任の明確化です。都市公共交通を発展させる責任主体は都市人民政府であり、組織指導の強化、保障措置の実行、安全監督管理の強化、重大問題の調整などの職責を担うことを明確化します。
第三は、発展に向けた保障の強化です。計画・規制の強化、用地確保の保障、投融資メカニズムの健全化、運賃体系の整備、補助金政策の実行、優先通行の確保などについて規定しています。
第四は、運営サービスの改善についてです。都市公共交通企業に内部管理を強化し、運営サービスに関する情報を適時に公開し、運営・配車管理を強化し、サービスの質についての苦情処理メカニズムを確立し、運営サービスの質と効率を高めることを要求しています。
第五は、安全管理の強化についてです。
第六は、法的責任の厳格化についてです。