習総書記 全国民族団結進歩表彰大会で中華民族共同体構築を強調する重要講話
習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は北京市内で27日に開催された全国民族団結進歩表彰大会で、重要講話を発表しました。習総書記はこの講話で、「新時代の中国特色のある社会主義思想、とりわけ民族活動の強化と改善に関する党の重要思想を全面的に貫徹し、中華民族共同体意識の樹立を主軸とすることを堅持し、各民族の団結と進歩の事業を絶えず推進し、新時代の党の民族活動の質の高い発展を推進し、中華民族共同体の構築を推進し、中国式現代化によって強国建設と民族復興の偉業を全面的に推進するためにたゆまぬ努力をせねばならない」と強調しました。
習総書記はさらに、「中国式現代化を推進し、共同富裕を実現するには、一つの民族も欠かすことができない。民族地域の質の高い発展を加速し、各地域が経済面でより緊密に結びつき、一体となることを促し、各民族の共同富裕を着実に推し進めねばならない。発展の中で住民の生活を保障し改善することを堅持し、民意に順応し、住民の生活に恩恵をもたらして民心を温めることを多く行い、素晴らしい生活に対する各民族人民の夢を実現させる」と述べました。
習総書記はまた、「各級党委員会と各級政府は民族活動に関する重大な問題を速やかに研究して解決し、少数民族幹部の育成と登用を重視せねばならない。中華民族共同体意識の制度とメカニズムを健全化し、社会全体が民族活動に関心を寄せ、それを支持する良好な雰囲気を醸成していく必要がある」と指摘しました。