外交部 中国はグローバル化の参加者・受益者・貢献者・推進者
外交部の林剣報道官は25日に北京での定例記者会見で、中国の科学技術革新について、「科学技術は最大の生産力であり、イノベーションは発展を導く最大の原動力である」と述べました。
林報道官は、「中国共産党と中国政府は終始、科学技術のイノベーションを国家発展の核心的位置に据えており、75年に及ぶ努力を経て、世界で最も完備した学科システムと最大規模の人材システムを構築してきた。最先端の基礎研究が絶えず新たな進展を遂げながら、戦略的ハイテク分野で飛躍的な進展を見せ、イノベーションがけん引する質の高い発展は新たな成果を上げ、国家イノベーションシステムの構築が質を高め、スピードを向上させてきた」と述べました。また、「世界知的所有権機関(WIPO)が発表したイノベーション指数報告書によると、2023年の総合ランキングにおける中国のイノベーション能力は世界第12位で、中所得経済体の中では唯一、上位30位以内にランクインした」と明らかにしました。
林報道官はさらに、「グローバル化の進展を背景として、イノベーション要素の国境を越えた流れはかつて無いほどに活発で、いかなる国も単独でイノベーションに関するすべての課題を解決することは不可能だ。人類社会は、これまでのいかなる時期よりも国際協力と開放・共有を必要としている。改革開放、協力とウィンウィンの堅持は、中国が飛躍的な成長を遂げた中で得た貴重な経験であり、中国はグローバル化の参加者、受益者であり、貢献者と推進者でもある」と強調しました。