習主席 北京の八達嶺長城周辺の住民に返信して激励

習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は14日、北京市延慶区内の八達嶺鎮石峡村の住人に返信して、心からのあいさつを表明するとともに、住人に対する期待を丁重に示して激励しました。

習主席は返信の中で、「あなたたちはここ数年、長城を自発的に守り、長城文化を継承している。また、長城という資源に依拠して豊かな生活への道を歩んでいると聞き、とてもうれしく思う」と述べました。

習主席はさらに、「長城は中華民族の代表的な記号であり、中華文明の重要なシンボルでもあり、中華民族の自強不休の奮闘精神と愛国心が凝縮されている。この歴史と文化の遺産を守り継承することは、私たちの共通の責任である。皆さんが長城を守り、長城文化を発揚し、長城の物語をさらによく語り、より多くの人に長城を理解させ、長城を守り、祖先が残したこの貴重な財産を世代を超えて伝え、社会主義文化強国の建設や中国式現代化の推進に貢献することを期待する」と強調しました。

万里の長城は中国に現存する最大規模の文化遺産です。八達嶺長城とは、北京市内の八達嶺にある長城の部分を指します。八達嶺長城の麓にある石峡村の住人はこのほど、習主席に手紙を送って長城の保護活動や村の発展や変化などの状況を報告し、長城を守り続け、長城文化を伝承する決意を伝えました。