中国とパキスタンにはテロリストに代価を支払わせる決意と能力がある=外交部
外交部の林剣報道官は27日の定例記者会見で、パキスタン北西部のカイバル・パクトゥンクワ州で自爆テロが発生して中国人技術者が死傷した事件について、「中国はこのテロ行為を強く非難する。犠牲者に深い哀悼の意を表す。遺族には心からのなぐさめを伝えた」と述べました。林報道官はさらに、「中国とパキスタンにはテロリストに相応の代価を払わせる決意と能力がある」と強調しました。
報道によれば、カイバル・パクトゥンクワ州で26日、中国側が建設請け負った水力発電所プロジェクトに関係する中国人が乗る車両などを狙ったテロが発生し、多くの死傷者が出たとのことです。
林報道官はまた、「中国外交部と在パキスタン中国大使館は事件発生を受け、迅速に応急メカニズムを始動した。パキスタン側は在パキスタン中国人やプロジェクト、組織の安全保障を全面強化し、パキスタン国内での中国人の安全を確保することを約束した」と説明しました。