米艦が中国・南沙の仁愛礁付近海域に侵入 全過程で警戒監視=南部戦区
中国の南部戦区の報道官である田軍里空軍大校は4日、米軍の沿海域戦闘艦「ガブリエル・ギフォーズ」が中国政府の承認を得ずに中国南沙地域の仁愛礁隣接海域に不法侵入したことを受け、中国人民解放軍南部戦区は海上兵力を組織して全過程を警戒監視したと表明した上で、「米国は意図的に南海をかく乱し、中国の主権と安全を著しく侵害し、地域の平和と安定を著しく破壊し、国際法と国際関係の基本準則に著しく違反しており、米国が南海の平和と安定の最大の脅威であることを全面的に示している。中国は南海諸島とその付近の海域に対して争う余地のない主権を有しており、戦区の部隊は常に厳戒態勢を維持し、国家の主権と安全および南海地区の平和と安定を断固として守る」と強調しました。