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【CRI時評】事実を前にチベットへの中傷は消え去る

CRIPublished: 2023-05-25 12:44:38
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今から72年前の5月23日にチベットは平和解放された。その日は新しいチベットの出発点でもある。その後のチベット自治区の民主改革により、百万の農奴が解放され、十分な人権保障を得られ、真の意味で国家と社会の主人となった。

人権保障は発展に弾みをもたらした。三つのデータを見れば分かる。2022年のチベット自治区の域内総生産は1951年の347.8倍となった。チベット自治区の人々の平均寿命は平和解放当初の35.5歳から72.19歳に延びた。チベット自治区の教育水準は平和解放前の非識字率95%以上から今では非識字者はほぼなくなり、15年の公費教育体系が全面的に確立された。

特に最近の10年、チベット自治区の年間財政収入の80%以上が民生分野に投じられ、教育、医療、養老などの分野をカバーする全面的な保障体系が打ち立てられた。2019年にチベット自治区は中央政府の強力な支持の下で、絶対的貧困から完全に脱却し、小康社会(いくらかゆとりのある社会)が全面的に完成した。

グリーンがチベット自治区の発展の下地色だ。アジアの多くの主要河川の源流域であるチベット高原は、アジアの重要な生態安全障壁であり、地球規模の気候変動にも重要な影響を与えている。それ故、中国政府は高原環境の保護を発展のレッドラインとしている。チベット自治区では現在、開発禁止・制限区域の面積が自治区全体の面積の80%を占めている。

「(植物の)サルオガセは環境に対する要求がとても高く、わずかな大気汚染でも生存できない」。チベット自治区林芝市南伊溝の住民は見渡すかぎりのサルオガセを指さしてそう語った。これは、中央政府の言う「チベット高原を全国ひいては国際的な生態文明の高地にする」が現実のものとなったことを、ある面から証明している。

チベット自治区の発展の道は進めば進むほど良くなっているが、西側の一部の政治家は、チベット自治区の人民の生活を改善するための中央政府の多大な努力を無視し、いわゆる人権問題を誇大宣伝し続けている。インドの研究者、イカシュ・クマール・シン氏は「西側には、自分がオフィスの中に座ってエアコンを効かせているくせに、チベットの人々が彼らと同じように現代文明に入るのを望まない人も一部にいる」とし、「チベットの人々にも、映画館に入ったり高速鉄道を建設したりする権利がある。彼らはこれらすべてを実現しつつ自らの文化や郷里の環境も守ってきた」と述べている。

チベット自治区が良いのは中国が良いからだ。中国は現在、中国式現代化建設を推進し、チベット自治区も新たな発展の出発点に立っている。自身の発展と国家の発展を密接に結び付けることで、チベット自治区の人権保障はさらに引き上げられ、チベット自治区の民衆の生活もさらに良くなる。こうした事実を前にすれば、チベット自治区への中傷は消え去るだろう。

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