日本語

王毅委員米中関係全国委員会会長と会見

CRIPublished: 2023-03-31 22:33:49
Share
Share this with Close
Messenger Pinterest LinkedIn

中国共産党中央政治局委員である王毅中央外事活動委員会弁公室主任は31日、北京で米中関係全国委員会のオーレンス会長と会談しました。

王毅委員は「当面の中米関係は多くの困難や挑戦に直面している。米中関係全国委員会とより多くの米側の理性的な友好関係者が、中米関係が安定した発展の道に戻るために建設的な役割を果たすことを望む」と述べました。

中米関係の改善については「米国はバリ島首脳会談の共通認識を確実に実行させ、理性的で実務的な対中政策に戻り、圧迫や『デカップリング』など誤った行為と短見的な行動を停止しなければならない」と指摘しました。

王毅委員は台湾問題における中国側の厳正な立場を改めて表明し、「台湾問題を適切に処理するための最も重要な原則は『一つの中国』原則で、最も根本的に順守すべきは『中米間の3つの共同コミュニケ』であり、最も厳しい脅威は『台湾独立』分裂活動である」と強調し、「米国は言ったからには信用を守り、実際の行動で中米関係の政治的基盤を維持すべきだ」と指摘しました。

これに対して、オーレンス会長は、中国が先ごろサウジアラビアとイランの和解を促したことに祝賀の意を表し、「この画期的な外交の成功は中国が利益にかかわり、責任を持つ側としての重要な役割を果たしていることを示している」と述べました。その上で、米中関係全国委員会が米中交流や人的往来の促進に取り組み、引き続き両国の相互理解の増進に積極的な役割を果たしていきたい考えを示しました。

Share this story on

Messenger Pinterest LinkedIn